介護職というのは3Kと呼ばれ敬遠されがちな仕事の内の一つですが、果たしてそうなのでしょうか?
おそらくこれは介護の経験をしたことがない人ややりたくもないのに就職をした人が悪評を流したからなのだと思われます。
介護を経験すると、それは辛いことはたくさんあります。
自分の思い通りの生活はできなくなりますし、日々の生活も苦しくなってきます。
しかし、介護される方も迷惑かけているのは重々分かっています。
年齢からのプライドや病気の症状から上手く感謝の気持ちを表現できないだけなのです。
心なき介護者又は介護職が高齢者を虐待するというニュースが流れ始めています。
最初は崇高な理念のもと福祉事業を始めたのかもしれません。
しかし、介護する側として決して起こってはならないことですが、介護の重さに耐えられなくなったのではないでしょうか。
介護なんて誰でもできる仕事でしょ?と思いがちですが、この仕事を成り立たせるには何よりも『他人を思いやる気持ち』が大切です。
そして、その後に介護の仕方や介護保険の制度等様々な知識を詰め込む必要があります。
ゆえに介護福祉士という国家資格があるのです。
福祉職を目指すというのは、思っているより大変なことです。
しかし、人と人との思いを大切にする人や他人を思いやることができる人には向いている仕事です。
また、力仕事であるため男性の手も必要です。
これから、超高齢社会を迎える日本にとって思いやりの心をもった介護をできる人が求められるでしょう。